THE CORNERのお肉は、
宮崎県延岡市の八崎牛
を使用しています。
肉本来の「旨味」が濃く、脂でごまかさない赤身肉
八崎牛の味わいは経産牛ならではの赤身の旨さが凝縮しています。生肉の見た目は、濃厚な小豆色の赤身、牧草のカロテンが溶け込んだ黄色い脂の色、そしてみずみずしさが目に見えるのが特徴です。噛めば噛むほど味わい深く、「これぞ肉」と思わせてくれます。
旨味を引き出す3つのこだわり
経産牛とは、出産を経験した雌牛のことを指します。「年齢を経た経産牛の方が味も香りも濃く、旨味があっておいしい」というのが八崎牛です。柔らかい若い個体に比べて濃厚な味わいを持っています。
延岡の鏡山で放牧されて過ごす牛は、自由に牧草を食み、運動し、体を引き締めています。この飼養方法により余分な脂が少なく健康的で旨味が凝縮したお肉が生まれます。
一般的に熟成肉とはお肉にカビを付け、その独特な味や香りを得ることを目的にします。八崎牛の熟成は「牛肉本来の味を変化させるカビは付着させず、旨味を引き出すための水分調整をする」のが目的です。
八崎牛のこだわりと美味しさを支える技術
牛には個体差があります。体型も、体質も、牛それぞれです。牛として生きているときも、肉として熟成するときも、一頭一頭見て向き合っています。
市場で仕入れた経産牛はすぐに放牧することはできません。なぜなら、牛たちは鏡山牧場にくるまでは牛舎で飼われており放牧はもちろん地面から生えている牧草を食べることにも慣れていません。まずは牛本来の本能を呼び戻し、放牧環境で過ごしていける状態までじっくりと慣らしていきます。
牛は放牧に慣れてくると顔つきはおだやかになるし、人間にびくびくしなくなります。さらに足腰がしっかりしてくると、馬のようにぴょんぴょん跳ねるようになり、最終的には斜面だろうがどこだろうが、自由に寝たり動き回ったり、脚を伸ばして猫のように寝たりというようにたくましくなっていきます。
八崎牛では「放牧によって仕上がった体型こそがその牛本来」と考られているので、牛舎での給餌による最終仕上げは行わず、最後まで牧野でのびのびと過ごします。
放牧で過ごした牛の牛肉は個性がありばらつきがあります。そのお肉をより美味しいストライクゾーンに持っていくのが八崎牛の生産者の熟成技術です。経験豊富なスタッフが日々お肉と向き合い、最高のお肉をお届けてくださっています。
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2-18-7, Nagono, Nishi-ku, Nagoya-shi 451-0042
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